HSPの庭 ーGarden for HSP- 

HSPらしい生き方の1サンプルとして。自分がHighly Sensitive Person (ひといちばい繊細な人)だとわかった。さて、それから?を考えていくブログです。気質としての感受性、繊細さ、共感力などをさっさと受け入れてもっとラクに生きていこう。

HSPをカミングアウトするかどうか(2)  

 

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HSPをカミングアウトするかどうか(1)

からの続きです。

 

HSPであることやHSPについて周りの人に伝えた場合の

私が経験したいろいろな反応については(1)をご参照ください。

 

gardenforhsp.hatenablog.jp

 

( ↑ 自ブログへのリンクってこうするのね…)

 

 

カミングアウトは自分を大事にしながら

 

カミングアウトに関しては、相手と場合を慎重に見極めて、

自分のキャパシティに合わせて選択することが

大事です。

  

下記に、ある本からの引用を載せます。

これは、セクシュアル・オリエンテーション

(性志向・いずれの性別を恋愛や性愛の対象とするかをいう、

人間の根本的な性傾向のこと)についての本からの

カミングアウトに関する部分です。 

 

「アセクシュアリティ」を「HSP」に置き換えて通じるなと思うので、

抜粋しました。下線部をHSPに置き換えて読んでみてください。

日本語訳がヘタなのはごめんなさい。

 

“You deserve respect and you shouldn’t be made to feel like you’re

on the defensive when you’re talking about asexuality.

You shouldn’t have to prove how you feel,

feel as though your critic is automatically right

if you can’t express yourself effectively,

or feel that their education is your responsibility. ”

 

(p.149, The Invisible Orientation, Julie Sondra Decker,

2014,Skyhorse Publishing)

 

“あなたは尊重されるに値するし、自分のセクシュアリティについて

話している時に自分を守らなければならないように

感じさせられる必要はありません。

あなたは、自分がどう感じているかを証明しなくていいし、

自分のことをうまく伝えられない時に、

批判的な人が自動的に正しいかのように感じなくていいし、

彼らを啓蒙することが自分の責任であると感じる必要もないのです。“

(拙訳)

 

 

 

身近な人、特に血縁や配偶者に否定的・批判的な反応をされたら、

(大いに可能性はあります)精神的なダメージがありますよね。

 

身近な人にこそ、理解してほしいから。

 

残念なことにそういう反応を返されても

それはお互いにより深い理解への第一歩かもしれないし、

HSPの課題である「自他の境界線をはっきりさせる」体験

かもしれません。

 

どちらにせよ、不快なら自分で会話を終わらせて

自分を大事にしましょう。

 

私自身の体験を言えば、兄弟の反応は2でした。

おそらく兄弟もHSPです。

友達は2、3と1の反応のミックス。

自主的にHSP診断をネットで探してしてくれた人もいます。

こういうの、すごく嬉しい(結果は非HSPでした)。

 

両親については、もうかなりの高齢で理解が追いつくかどうか…^^;

というところなので、

「私には人より長い休憩が必要なの。ちょっと一人になってくるね。」

「大きなTVの音は耳が痛いから別の部屋に行くね」と

行動ベースで具体的に伝えるにとどめています。

 

これはイルセ・サン『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』

(ディスカバー・トゥエンティワン 2016)

第3章 「周囲の人に自分がHSPであることを伝える」

に書かれている方法です。

 

 

 まとめ

 

HSPという気質に限らず、自分のことをわかってくれる人が

周囲に増えれば、その分生きやすくなりますよね。

 

「理解されない」という生きづらさの緩和には

カミングアウトが必須ですが、

それには

相手を選ぶ、時と場合を選ぶ、

表現方法を用意しておく、

いろいろな反応にこころの準備をしておく

といいと思います。

 

私も、持ち前の慎重さや人間観察の細やかさを

活かして、いろいろなレベルでの伝え方を

使い分けていきたいなと思います。

 

2記事にわたって読んでいただき、ありがとうございます。

ご参考になればうれしいです。

 

 

 

 

HSPをカミングアウトするかどうか(1)

 

 

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こんにちは、リエコです。

湿度が苦手な私としては、秋から冬へのこの時期は

(乾燥しすぎは困るけれど)たいへん快適でありがたいです。

 

わかってもらいたいという欲求

 

さて、自分がHSPであるとわかって

それを受け入れた次に体験するのは、

まわりの人はどうなんだろう?(まわりにHSPはいるのかな?)

という関心や

HSPであることを身近な人にわかってもらいたいという

欲求かと思います。

 

(このブログのアクセス解析をみると、セルフチェック

へのアクセスが非常に多いです。読んでくれる方々は、

HSPの特性に向き合おうというところかもしれませんね。

そうだとしたら、今回の記事はちょい先のこと、として

読んでいただけるとうれしいです)

 

「私ってこうだったんだよ!それで全部OKなんだよ!」を

伝えたくなるのはごく自然だと思います。

 

ただ、HSPに由来する生きづらさを抱えてきたため、

HSPという概念をわかってもらう」と

「自分の生きづらさをわかってもらう」という欲求とを

混同しやすい気がします。後者はややもすると被害者感を

強調して反感を買う可能性があるんじゃないかな~と

感じます。

 

カミングアウト

カミングアウトとは

「社会一般に誤解や偏見を受けている(同性愛者などの)

少数派の主義・立場であることを公表すること。」

ということです。

 

HSPの場合、みんなと同じようにタフに振る舞わなければならない

と感じさせられる、

繊細さを否定されるというようなことが

社会からの抑圧と言えるでしょうか。

 

カミングアウトするメリットとしては、

  • 自分のまわりの人たちに特徴をわかってもらえる
  • 具体的にどう対応してもらいたいか伝えられる
  • 仲間がみつかるかもしれない

デメリットとしては、

  • 無知・無理解な反応、議論に巻き込まれてさらに疲弊する。

などがあります。

 

周囲の反応あれこれ

 私自身が、いくつかの集まり(数人~10人程度)や、一対一でHSPについて

カミングアウトしたところ、反応がいくつかに分かれました。

 

1~4に分けてみましたが、4は読むだけでもけっこう不快かもしれないので、

ちょっと今はその気力がないかもという方は 番外編 まで飛ばすなど、

迂回してくださいね。

 

1.質問する:

もっとも快適に感じたリアクションは、「あなたは何に対して過敏なのですか?」と

具体的に質問し、「私の場合はLEDの光が目に刺さるように感じます」とその場所で

実際に点灯していたLED照明を指したら、すぐ消してくれたことです。

これは大変嬉しかった例です。

対策を実行してくれるのが「理解」の表れだと思います。

 

2.同調する:

特質を説明していると「えっ、私もそうなんじゃないかと思ってきた…」

「○○(身近な人)はそれっぽいかも…?」と自分へあてはまるかどうかを探る

パターン。HSP仲間が見つかるかもしれないのは、ここでしょうか。

 

3.無反応:

そうなのですね、という感じで無言で聞いており

特に積極的なフィードバックがない。ちょっと警戒しているか、

または無関心な空気感。あるいは好意ある無関心。

 

 

 

 

 

4.類型にあてはめる:

最近よくある新型ウツや発達障害なんかと同じだよね?

新しく言葉が出来ただけでしょ?一種のはやりでしょ?というニュアンス。

 

(新しい言葉が与えられたということは、その概念が表現可能になって、

あてはまる人が可視化されるということなんですけどね!!)

 

新しい概念に出会った時、既に自分が知っていることとの似ている点を見つけて

安心しようという理解のパターンでしょうか。

(これは私も無意識にやってしまうことがありますし、この記事自体もそうかもね!)

 

単なる否定、拒否、抵抗、侮蔑かもしれません。

いずれにしても、否定的・攻撃的な反応をしてくる人は、「そう表現した」

というだけです。

それはその人の課題であって、カミングアウトしたHSPの課題ではありません。

 

ただ、既知に当てはめる場合も、理解しようとする姿勢で

「(感覚が鋭いのは)犬の嗅覚が優れているような感じですか?」のような反応をする人もいました。当たらずといえども遠からず!ですね。

 

 

 

 

 番外編:

番外編としては、ESPと聞き違えて「超能力ですか!すごいですね!」みたいな

反応がありました。これは私の発音がもっとはっきり「エイチ・エス・ピー」と言うか、文字で見せればよかったのでしょうね。反省、反省。

 

また、言葉や行動以外の感触として、「ひといちばい繊細な~」

という説明をすると、けっこう自分でも繊細で鋭敏だと

自負している人なのか、ちょっとカチンとくる人もいるようでした。

 

少数派が自分のマイノリティを主張すると、多数派はマジョリティとしての何かを

おびやかされるような心理があるのかもしれません。

カミングアウトは別に繊細自慢をしているわけではありません。

 

この点を非HSPの友人に相談したところ、こういう表現はどうだろう?ということで、

「繊細さゆえに苦しむ・傷つく人」のような例を提案されました。即採用!です。

 

以下、(2)に続きます。

 

 

BASEショップ・HSPの庭 メール相談始めました。

こんにちは。リエコです。

だいぶ朝晩寒くなってきましたね。

布団の中が気持ちよくて、半覚醒状態でぬくぬくしているひと時が至福です。

 

さて、ブログ紹介でBASEでメール相談していますといいつつ

リンクを貼っていませんでした。

SNS上のHSPさん、リアルの非HSPの友達に文言などアドバイス

仰ぎつつ、繁栄、じゃなくて反映作業をしていました。

お忙しい中、二つ返事でアドバイスをして下さったみなさん、

本当にありがとうございました m(_ _)m 

 

また、私の方向性が明確でないうちにご購入いただいた方には、

ご迷惑をおかけしました。

申し訳ありませんでした。 m(_ _)m 

ご協力ありがとうございました。

 

 

HSPの庭 BASEショップはこちらです:

gardenforhsp.thebase.in

 

このお試し価格設定は2018年2月末日までです。

 

商品(サービス)は随時増やしていくつもりです。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

【 HSPと匂い(1)】好きな香りは?

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この記事の前に、香害について考える原稿を書きためていました。

なぜだかアップする気がせず、先程ふと気がつきました。

SNSでよく見かける「HSPと嗅覚」の話題はどれだけ香害に苦しんでいるか、

というトーンが多いのです。SNSはそういうものを発散する場だから

それでいいのですが、境界の淡いHSPのご多聞にもれず、

私も染まっていたようです。

 

HSPは目にするものに引っ張られて溶けていきやすいのね。

その対象が好きなものなら一緒に溶けていけばよいのですが、

そうでなければ、気づいた時に方向転換!です。

自分の選択は変えられる。

なんといってもこのブログは私のブログですからね、

好きなことを書けばいいんです! 

  (そして、あなたも!あなたも、ブログは始められます!)

 

匂いに限らず、

なぜ、いつもイヤなものにばかり意識が向かう傾向が強化され続けるのか?は

ふか~いテーマなので、いずれ機会が熟せば書くことになりそうです。

 

香りで気分調整

鋭敏な嗅覚を持っているHSPは、では、どんな香りを好んでいるのか?

私の興味はこちらのほうにあります。多様性があって面白いでしょうね~。

香りはダイレクトに大脳辺縁系に作用するということなので、

気分調整にもってこいなのです。

 

私はタイムやローズマリー、ミントなどシソ科のハーブの香りは全般的に好き、

アロマオイルならローズウッドやジャスミン、イランイランが好き。

ジャスミンやイランイランはいわゆるムラムラ系と分類されるけれど、

私は結構緊張感が強いので、これくらい官能的な香りのほうが

リラックスしやすいのです。眠りに落ちる前に枕元で香らせると

安心感と幸福感に包まれる感じ。

ローズウッドは一瞬で自分の軸に戻れるような「あっ、そうだった。

こっちが私だった」と気づくような。

乳香(フランキンセンス・樹脂)も一瞬過去にもどるようなノスタルジア

感じるので好きですね。

季節感を感じるものとしては、クチナシキンモクセイの花の香りも大好きです。

特に夜、花が見えないのに香りだけ漂ってくるあの感じと合わせて好き。

 

身体からのサイン

2,3年前一時期ホルモンバランスが崩れたことがあって、

それが判明するまでの間、なぜかローズゼラニウムを庭に植えたり、

ダマスクローズ香料配合のシャンプーを選んだり、バラの香りを自然に

好んでいました。バラは女性ホルモンに関連するそうです。

今は女性ホルモンの値は安定しています。

 

食べ物の選び方もそうですが、自分の身体からのサインに敏感であれば、

必要なものをHSPは自ら選べるのではないかな~。

 

 *読んで下さった方へ:もしよければ、あなたのお好きな香り・匂いが何か、

  コメントにお書き込み下さい(^^)/

 

HSPセルフチェック (自己診断)

HSP(Highly Sensitive Person) 、ひといちばい繊細な人度のセルフチェックです。

もし、ネット上の情報だけで「自分はHSPかも…」と思っている方、

HSPの庭」メール相談をBASEでご購入くださった方は、

以下のセルフチェック(自己診断)をしてみて下さい。

アーロン博士版(アメリカ)と、

イルセ・サン版(デンマーク)の2種類があります。

 

2017年11月現在、日本でHSP診断ができる医療機関は北海道帯広市

むつみクリニックのみのようですから、 診断はセルフチェックが基本です。

 

もっとも、そもそもHSPは「気質」ですから、

診断は自己診断でOKだと思います。

 

 

1.アーロン博士版

===================

次の質問に、感じたまま答えてください。

少しでも当てはまるのなら「はい」と答えてください。

まったく当てはまらないか、あまり当てはまらない場合に

「いいえ」と答えてください。

 

1 身の周りの微妙な変化に結構気づく方だ。

 

2 周りの人の気分に、左右される。

 

3 痛みにとても敏感である。

 

4 忙しい日が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、

  刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる

 

5 カフェインに敏感に反応する

 

6 明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい

  肌触りの悪い服などは苦手だ

 

7 豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい

 

8 騒音に悩まされやすい

 

9 美術や音楽に深く心動かされる

 

10 とても良心的である

 

11 すぐにびっくりする(仰天する)

 

12 短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう

 

13 人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに

   気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)

 

14 一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ

 

15 ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける

 

16 暴力的な映画やテレビ番組は、なるべく見ないようにしている

 

17 あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、

   不快になり神経が高ぶる

 

 

18 空腹になると集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる

 

19 生活に変化があると、混乱する

 

20 デリケートな香りや味、音、音楽などを好む

 

21 動揺するような状況避けることを、普段の生活で最優先している

 

22 仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、

   いつもの実力を発揮できなくなる

 

23 子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

 

以上の質問のうち十二個以上に「はい」と答えたあなたは

おそらくHSPでしょう。

しかし、どの心理テストも、実際の生活の中での経験よりは不正確です。

たとえ「はい」がひとつかふたつしかなくても、その度合いが

極端に強ければ、そんなあなたもHSPかもしれません。

===================

(以上、エレイン・N・アーロン著

『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』

SB文庫 第8刷 より転載)

 

 

2.イルセ・サン版 

===================

 あなたはどれぐらい敏感でしょう?

 

全部で48項目の質問があります。

各質問項目に、点数を入れてください。

 

 

   0点:当てはまらない
   1点:ほとんど当てはまらない
   2点:少し当てはまる
   3点:ほぼ当てはまる
   4点:完全に当てはまる
 
【グループA】
 
1  美しい音楽を聴くと、興奮する
 
2  日々、どんな失敗が起こりうるか予測して対応策を考えることに、
   多くの労力を費やしている
 
3  新たな可能性や選択肢に気づくのが得意だ
 
4  すぐにインスピレーションを受けて、よいアイデアをたくさん思いつく
 
5  この世には耳で聞き、目で知るよりもたくさんのものがあると知っている
 
6  痛みを感じやすい
 
7  ほかの人にはささいに思えることにさえ、打ちのめされてしまうことがある
 
8  毎日、1人でいる時間が必要だ
 
9  1人になって休憩する時間がないまま他人とずっと2、3時間以上も
   一緒にいなくてはならないと、疲れ果ててしまうことがよくある
 
10  緊迫した空気が流れていると、その場から離れたくなる
 
11  誰かの怒りを感じると
    たとえ自分に向けられていなくても、ストレスになる
 
12  ほかの人の痛みが、自分の神経の奥深くに入り込んでくる
 
13  不愉快な驚きや誤解を避けるために、いろいろと手を尽くす
 
14  創造力がある
 
15  時々、芸術作品を観ていて、喜びで胸がいっぱいになることがある
 
16  大量の情報や刺激にすぐに耐えられなくなってしまう
    (とくに一度に複数のことをしているときには、他の人と比べて、
    わずかな刺激でも反応しやすくなってしまう。
    たとえば、ネットで情報を検索しているときに話しかけられるのはストレスになる)
 
17  遊園地・ショッピングセンター・スポーツイベントといった
   非常に刺激の多いところに行くのが好きではない
 
18  テレビなどで暴力シーンを観ると、その後何日間も影響されてしまう
 
19  ほかの人よりも、考えることに時間を使う
 
20  動物や植物の状態を感知するのが得意
 
21  美しい自然を見ると、心のなかが歓喜の声でいっぱいになる
 
22  常にアンテナを張っていて、周囲の人がどんな気持ちでいるか察知することができる
 
23  良心が痛んで後ろめたい気持ちになったり罪悪感を抱きやすい
 
24  仕事中に誰かに監督されていると、ストレスを感じる
 
25  真実が何かを見抜くのがうまく、ほかの人の欺瞞にもすぐ気づく
 
26  すぐにびっくりしてしまう
 
27  強いつながりを持ち、深く交流できる
 
28  ほかの人たちが不快に思わないような音も、ひどくいら立たしく思えることがある
 
29  勘が良い
 
30  1人の時間を楽しめる
 
31  流れに任せて即座に行動することはめったになく、たいていの場合、よく考えてから動く
 
32  大きな音・強烈なにおい・鋭い光をひどく不快に思うことがある
 
33  ときどき、穏やかに落ち着いたところで休憩する必要がある
 
34  お腹が空いたり、寒いと感じたりしたとき、そのことがなかなか頭から離れない
 
35  涙もろい
 
 グループAの合計点:   
 
 
【グループB】
 
36  事前準備なしに、新しい体験に飛び込むのが好きだ
 
37  相手の裏をかいて、自分の言い分を通せると、満足な気分になる
 
38  社交の場で疲れることはない(席を外して1人になって休憩をとることもなく、
     雰囲気がよければ、朝から晩まで楽しめる)
 
39  サバイバルなキャンプが好き
 
40  プレッシャーを感じながら働くのが好き
 
41  うまくいっていない人は、その人自身に責任がある場合が多いと思う
 
42  自分のまわりで何が起きていようと影響されることなく、エネルギッシュでいられる
 
43  パーティーでは、いつも自分は最後の方に帰る
 
44  心配しすぎることはめったになく、いつも冷静に対処できる
 
45  週末は、友人らとコテージなどで過ごすのが好きで、
     途中、輪から抜けて1人になる時間は特に必要ない
 
46  友人や知り合いが突然やってくるサプライズ訪問が大好きだ
 
47  あまり寝なくても大丈夫だ
 
48  花火や爆竹が好きだ
 
 
グループBの合計点:   
 
グループAの合計からグループBの合計を引いてください。
これがあなたの感受性の値です。
 
グループA- グループB =HSP度     (点)
 
値が60以上なら、HSPである可能性があります。
この値はマイナス52~+140の間の数字になるはずです。
数字が大きければ大きいほど、敏感ということです。
 
このテストは完全ではないと思っておいてください。
テスト結果がその人の性質をすべて十分に表すわけではありません。
包括しきれていない面がたくさんあるはずです。
またテストを受けた日の気分によって結果は変わってきます。
このテストは、あくまで、自分の敏感さを知るためのヒントであり、
それ以上には受け止めないでください。
===================
(以上、イルセ・サン『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』
ディスカバリー・トゥエンティワン より転載)